1967年3月1日に阪急電車が南千里から北千里まで延伸され、北千里駅に「世界初の」自動改札機が導入されてから、2017年3月1日で50年!この記念イベントが、週末に合わせて3月5日に北千里駅でありました。すごい行列!

これは現行券規格に合わせた「模擬券」を発行し、専用の特設改札機を通すと文字が印字される…という無料体験イベント。残念ながら当時の初号機は、世の中のどこにも残っていないようです…。初号機規格を復刻した「記念入場券セット」も発売されたのですが、これを今の機械に通すと詰まってしまいますから、こちらはコレクション専用。しかしやはり自動改札機を通る体験がないと…ということで、記念券は販売専用、自動改札体験は無料の模擬券で…というダブルの企画になったようです。阪急さん、熱が入ってます!

そのほかにグッズの販売やパネル展示、撮影コーナー、貴重映像の視聴などもありましたが、こちらは改札内。きっぷを買わないと見られません。そのあたりは商売、よく考えてはります。ともあれ行列の長さに阪急の人もビックリしたようです。「車両マニア」なら知ってるけど、「自動改札機」でこんなに人が集まるとは…それが集まるのが、千里という町なんです。「ニュー」タウンですからね。「世界初の」ですからね。いま世界中に広がっている自動改札のシステムは、北千里駅にルーツがあるのです。

自動改札機の歴史は、町の誇りです!

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