吹田市でも-3℃とか-4℃とか、ここ藤白台は市の北端なので隣接する箕面市の最低気温も見たら-5℃とか、さらにその北の北の能勢町では-8℃まで下がるらしいとか、大阪府の天気予報で見たことないような数字が並んでいます。今朝は網戸のサッシが枠に凍り付いてしまい、しばらく待たないと開けることができませんでした。

こんな晩は、おでんです。実はこの大根、母校のA中の校庭で採れたもの。校庭の一角で畑をやっている老人会の方からいただきました。

なぜ校庭に畑が?少子化で校庭の隅まで使うことがなくなったから?…それもあるかもしれませんが、伺った話では、もう少し頓智のきいた話でした。

今はそんなことはありませんが、一時期、「学校が荒れる」という現象が、全国的にありました。(僕がいた頃は、普通にやんちゃな程度でした…たぶん、僕がいた頃と、今の間のどこかです…って、半世紀近くもあいてるやないかい!)

A中でも、生徒が授業中に校庭の隅からフェンスを乗り越えて駅のほうに行ってしまう。ニュータウンの特徴としてA中の校庭は大変広いので、先生だけではこれをくまなくカバーするのは不可能でした。そこで名乗り出たのが、老人会。脱出経路になっている校庭の隅に畑を作って、そこで見張りをしながら畑をさせてくれと。そうすれば生徒への牽制になるし、先生は校庭の隅まで走らなくてよくなるし、老人会は生き甲斐ができて健康にもよい。

…という経緯で始まった畑でできたのが、これ。といただいたのが、この大根なのでした。地域というのは、面白いですね。あんなに硬い校庭を畑にするのは、力仕事だったはずです。

現在、A中の生徒数は、300名少し。僕がいた頃は800名以上いたはずで、その後もっと増えてから減少したはずなので、相当の減少率です。かつては藤白台小学校区からと青山台小学校区からの生徒が半々でしたが、現在は7割以上が藤白台小学校区からの生徒になっています。これは、藤白台小学校区に上山田が加わった効果と、建替が進んだ町と、そうでない町の差が顕著に出ています。

ともあれ、母校のあれこれを思い出しながらいただいたおでん、温まりました。ごちそうさまでした。

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