「ドーハの悲劇」から31年・都市のイメージ

(2024年3月の訪問記です。)

「ドバイに行くならドーハも行ったら花博見れるじゃないですか」と万博を愛するO先生に教唆され、やってきましたカタール国の首都ドーハ。ここはドバイから直線で400km弱、大阪から東京へ行くより近いですが、UAEではなく、首長国単独で独立国になっています。イギリス領から独立したのはUAEと同じ1971年。首長国同士の思惑があり、別の国になりました。

人口のほとんどが外国人(これはドバイと同じ)。外国人も含め240万人というので、大阪市ぐらいの規模と考えるとわかりやすいです(ただし郊外はなく、砂漠です)。そんなコンパクトな場所で毎月(毎年ではない)1万人を越える人口が増えているというので、大変なことです。

スポーツが全くわかってない私でも憶えている「ドーハの悲劇」は1993年。それから31年もたってしまいました。当時から国際大会を誘致していたりしたわけですが、今では(ドバイほどキラキラでアクロバティックなイメージではないですが)立派な都会の様相を呈しています。そしてついに、花博を開くに至りました!

事前調査が足りずラマダンの最中に着いてしまったドーハ。「ドバイより戒律厳しめだから気をつけてくださいよ」と言われて行ったのですが、ドバイよりコンパクトで素朴な趣もあり、海に面していて仙台みたいな感じです。ラマダン中の観光となれば、夜が勝負です。戒律が厳しいということは、治安がいいということでもあり、自分が羽目を外さなければ大丈夫。花博会場や観光施設も昼は閉まってしまうかもしれないので、さっそく夜の花博会場に行ってみました。

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