立派な地下鉄(ドーハメトロ)

(2024年3月の訪問記です。)

さあて、ラマダン期間中だから夜のうちに花博会場に行ってみるか…と思い立ったものの、交通手段がわかりません。調べてみると2019年にメトロが開業していて、今では3路線もあり、会場は中心街のホテルから(1回乗換はあるけれど)数駅で行けるというので、さっそく使ってみることにします。入口から、立派です!クラシックに装ってるけど中は最新鋭。「M」のサインロゴも洗練されています。

広いコンコースを通ってホームに下りてみると全面ホームドア完備で、新しいし清潔だし…(「鉄」的にはホームドア完備は車両の写真が撮れないのが難点ですが)伸び行く国の勢いを感じます。

駅のごみ箱は4種分別だし…

乗るドアは位置によって「Standard」「Family」「Gold」に分かれています。一見「Family」が日本の優先座席に見えますが、「Standard」がアイコンのとおり男性専用になっていて、「Family」は女性同伴の男性は乗れます。日本の「女性専用車両」と区切り方の発想が逆になっています。「Gold」は(ドバイにもありましたが)着席保証ではないけれどちょっとシートが良くて、倍以上の料金がかかるので混んでいないし座れる確率が高い…という方式です。

なんと日本の近畿車両製。「OSAKA」の文字をこんな場所で見るとうれしいですね。20年ほど前は海外で日本の名前を見るのはエレクトロニクスメーカーの看板でしたが、今は鉄道関係と書店のMANGAの棚ですね。「何もかも新しい」というのは出来たてのニュータウンと同じで思い切った新方式が採れますから、日本で見る日本の車両より良く見えてしまいます。(ちなみに無人運転です!)

あっというまに花博会場の最寄り駅に着いてしまいました!

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