「万博TDM」って、なんだろう?

これ、Osaka Metroの車内で見たのですが…意味わかります?具体的にどうしたらいいか、わかります?私はさっぱりわかりません。「万博TDM」って、何?どうやら交通混雑緩和に関係あるみたいですが…

検索してみたところ、こういうサイト(専用ホームページ!)が出てきました。「TDMとは、交通需要マネジメント(Transportation Demand Management) の略」と書いてありますが、こういう業界用語をナマ出しにするなよー(動画もあった)。「取組をお願いします」って、何をすればいいのか???

だーっとスクロールしてざっとまとめると、万博会期末は交通が混むから「移動を減らせ」「日時をずらせ」「ルートを変えよう」ということらしいです。で、協力者には各種インセンティブ(特典)があるらしいんですが…

これがまたわからない。タッチ決済でオフピーク時に乗車すると、30%のキャッシュバックがあるらしい…(交通運賃としては大判振る舞い)。

ニュートラムのコスモスクエア駅~フェリーターミナル駅(いわゆる南港エリア)から万博輸送とかぶる中央線を使わずにニュートラムで回り道すると、10月はポイントが2倍付与されるらしい…(万博輸送と南港住民の出退勤は逆方向になるような気がするけど…)。

その他道路でもいろいろあり、「事業者向け」と「個人向け」の取り組みもあって大作戦のようなんですが、とても中吊り1枚では解決がつきません。僕も「専用ホームページ」を見に行って、ようやくおぼろげに「すごい話だな」と思っている程度。

「オフピーク時は30%のキャッシュバック」も、北急や阪急で乗ってMetroの夢洲で降りたらどうなるのか?(対象になる場合もあるようです。)「キャンペーンが適用される乗降パターン」の設定が複雑すぎて、オトクかどうかがわかりませ~ん!

大阪人は、やはり「オマケで釣らないと」動かないんでしょうか?万博という大義だけでは、ダメなのか?(効果測定しようとするからこうなるのか…?)それにしても、この中吊りは、わからないな。(元広告屋としては)情報の組み立てが、違う気がする。物事はもっと単純化しないと、伝わらないと思うのですが…

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