岡山から一瞬、高松をチェックして、翌日は広島郊外の「ひろしま西風新都」へ…。関西や首都圏では知られてないですが、計画人口8万人ですでに5.2万人が住んでいるといいますから、地方都市では日本最大のニュータウンです。まだ拡げてます。規模が大きいだけでなく、計画も、リッパ！（都心への鉄道アクセスが完成してないのだけが気になりますが…）

若い家族に人気だそうで、前に訪問した7年前（！あーもう7年もたっちゃったのか…汗）よりずいぶん町らしくなってきてる感じがしました。写真の区画では幹線道路の両側に歩道とグリーンベルトがあり、その外側にまた生活道路が両側にあるのです。並木はケヤキですが、これが大きくなったら壮観になるでしょう！やっぱり町は、ある程度の規模がないと施設も揃わないし、景観の「見せ場」も作りにくいということが、あちこち行っているとわかります。

こういう町を郊外につくって、都心の空洞化を助長するんじゃないかという観点はたしかにあるのですが…実は広島市は、大きな都市のわりに平野部が狭いのですね。そこで山の裏側に回り込んで郊外開発をするニーズが成り立つわけです。

この投稿は2014年7月6日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。