自治会長8年もやりすぎて市会議員になってしまったおっちゃんから地域の裏話を伺いました。
●1.地域体育祭の今の原型は僕が作ったんや!それまで丁目対抗だったのを、戸建から高齢化してきてアンバランスが激しくなったので、ほとんどの競技を幼児からお年寄りまで「年齢別個人参加」に切り直して、どの競技に何人出て時間がどれだけかかるか、ストップウオッチを持ってグラウンドで計算して組み立て直した。ある競技だけを楽しみにして来る人もいるので、「一杯だから出られません」と言うとつかみあいになる。競技の順番は「トラック」と「フィールド」を交互に組んで、2つ前から準備しやすいようにしてある。
●2.千里ニュータウンの水道幹線を更新する時期に来ている。造ったのは大阪府だから、市にとっては初めての経験。本当は更新費用を積み立てておかないといけなかったのだが、水道料金を安くすることに使ってしまったので財政負担が大きい。吹田市の水道料金は、全国的に非常に安い。千里ニュータウンの下水は当時としては先進的で「汚水」と「雨水」が分かれている(今はこれは一般的)。ところがこれを十分理解しないで途中で工事を入れた箇所は、接続が逆になっていたりする。すると大雨が降ると汚水桝があふれる、という臭い現象が起きる。そういう誤処理が日常的になっている箇所では、上の街路樹がやたらと育ちがいい。しかし臭い。地中に埋まっているものは本当のことは掘り返さないとわからないので(図面どおりになっているとは限らない)、水道の職員は街路樹の育ち方から汚水が漏れているところを当てている…。
以上、真偽のほどはわかりませんが貴重な証言かもしれないので書いておきます。体育祭のノウハウは本当に売れるんじゃないかと思うほど素晴らしく、ほぼ赤ちゃんから高齢者まで年齢体力バラバラな住民を集めて進行が毎年5分と狂わないのは、さすが新幹線を生んだ日本です。「トラック」と「フィールド」を交互に組んでるなんて、言われるまで気がつきませんでした。
この投稿は2014年10月13日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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