体調不良の正体がなんだかよくわからないまま、市民体育祭のお役目(受付と福引係)終了。キンチョー感のためか、人前ではどうにか咳込みの発作は起きませんでした。寒くなかったのも良かったですが、暑かった!
福引はずっと、1等もコメ、2等もコメ、3等もコメなんですが(50周年の年だけ特等があったけどそれもコメ!グレードは一緒でkgが違うだけ)、とにかく皆さんうれしそうで、当たっても外れてもニコニコしながら帰って行く顔を見られるのが最大の役得。「日本人にはコメなのか…」というシンプルな発見。
いろんな人が来られます。「来年この町に越してくるんですけど見て行っていいですか~?」という人には「どうぞどうぞ!自由にゆっくり見てください!」と自治会冥利に尽きるし(ホームページ作った効果?)、カナダに行った同級生のお母さんには「あら、奥居君?」と声をかけられました。自分の住所のマンション名が書けない人がけっこういるのも社会学的発見。子供じゃなくて大人が。それも高齢の人じゃなく30代ぐらいの人が。(高齢の人のほうが「指定の欄に指定のことを書く」のはしっかりしています。)マンションの名前って、それほどどうでもいいことなのか?「おところ」にURLやメアド書く子供っているかな?と思ったけど、それは1人もいませんでした。見るからによぼよぼな感じのおじいさんが、「福引券を箱に入れた証拠を家族に送らないと…」と最新ぽいiPhoneを取り出して自撮り動画を撮り始めたのにはびっくり。午後になると当選番号の発表になって、「この2のところが8で、7のところが5だったら2等賞だったのに!ほんと、惜しかったわ~」と、全然違う数字を強引に「惜しかったで賞」にこじつける人は、けっこう多いです。
一般論として、「自治会は強制的で、お決まりで、つまらない」って言う人は多いですが(たしかにいろいろ面倒なことも起きますが)、この光景を毎年見ていると、自治会、地域の絆づくりに役に立ってないとは、とても思えないんですよね~。ほんとにみんな、うれしそうなんだもん。やっぱり町は、面白いな。ちなみに僕は、どのコメも一度も当たったことはありません。
この投稿は2018年10月8日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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