見る人もいない今年の桜…それでも懸命に咲き誇っています。青山台(吹田市)と北町(豊中市)の境界を区切っている「千里さくら通り」。府道なので府が管理していると思いますが、こちらの街路樹も老木になってきたため、数年前から植替が進められています。
一度に入れ替えると風情を損なうため、3グループに交互に区切って(必ずしも規則的ではないようですが)、「初年度植替」「二年度目植替」「これから植替」で少しづつ入れ替えているようです。
入れ替えた樹種は、長年なじんだ「ソメイヨシノ」ではなく、より強い「ジンダイアケボノ」に代わっています。基本的には似ていますが、成長しても「ソメイヨシノ」より少し小ぶりで、少し花期が早く、少し色が濃い目ということです。
写真は右の2本目が、もう少数派になった「ソメイヨシノ」、通りの向こう側は大半が入れ替えた「ジンダイアケボノ」のようで、まだ添え木が目立ちます。
…ということで数年前に比べると可愛くなっちゃってますが、「一度に造ったニュータウンは、すべてが更新期も一度に来る」の法則が、街路樹にも及んでいるようです。それでも桜の景観を維持してもらえるのは、有難いです!
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