この写真を撮ったのは、梅雨に入る前(6月4日)。わが最寄駅、北千里駅の発車前のひとときです。人工の築堤の上に築かれ、見晴らしの良さは千里ニュータウンの中でも一番でしょう(モノレールもいいですが、覆いがありますからね…)。ホームの先端部には広告もありません。背後左方に見えるのが藤白台。すっかり建て替わりましたが、緑の多い一角…藤白公園(ピアノ池)はヌケのいい開放感をもたらしてくれています。
駅名標に正対して藤白台方面。正面と左手の住棟がOPH(公社)。右がメゾネットを建て替えたプラウド北千里。向こうに見えているのがプレミスト北千里クラッシィ。建物は大きくなりましたが豊かな新緑に縁取られているのがとくにこの季節はいい気分です!
発車前の運転台越しに。電車は発車すると古江公園のあたりまで築堤上の勾配を滑るように駆け下りていきます。山田のガスタンクの近くまで、線路の継ぎ目はありません。始発駅だからほぼ確実に座れるし。通勤電車はかく優雅にありたいものです…
コメント
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2022年 6月 24日トラックバック:新しい並木道 | アラウンド・藤白台
必ず座れる始発駅の恩恵・・・。これは本当に値打ちです。
高校進学の時に「帰りは座って帰りたい」という不純な動機で志望校を北千里高校に決めました(笑)
当時は大阪市内の窮屈な団地暮らしでしたので、学校周辺の環境にびっくり仰天、下校時は住宅街を探検(?)したりしてすっかり魅了され、いつかこの街に住んでみたい!と思っていた3年間でした。
今は縁あって上山田に暮らし、毎日のように三色彩道を通ったり、北公園や、藤白台の立派なお屋敷のならぶ街並みを散歩したりする日常を満喫しています。
駅前の小学校跡地も変貌してきて、この先どんな展開が待っているのでしょうか。
それは良い高校生活を送られましたね。立地というものは変わらないですから、千里はこの先も「さびれる」ことはないでしょう。しかし逆に「建てれば売れてしまう」過開発の悩みはたえずつきまといます。旧国循跡の700戸の開発…悩ましいです。
まちのさびれという定義はなかなかに難しいが、北千里駅の商業施設はお世辞にも活気があるとは言えない。
2階の太鼓亭が店を閉めてしまい、2階は飲食店ゼロになってしまった。あそこは、かつて、「水車」という、うどん屋のあったところ。昔は、他にも、駅改札口から階段を降り、百均を出たところにあるクリーニング店のところが、阪急そばかなんかのうどん屋だった。中学生だった私は、部活の後、安いそこをよく利用していた。
駅に、うどん・そば屋、本屋、寿司屋の三点セットがないのは健全ではない。私の持論でしかないが。もう北千里駅は通過する場所でしかなくなってしまった。少し屯する場所が必要なんとちゃうかな?