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郊外的祝祭空間(東京・多摩ニュータウン)
- 2010/9/17
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- まちあるき
- 2 comments
サンリオピューロランドの話をコメントでいただいたので、写真を出しておきましょう(奥のタワー)。サンリオピューロランドは1990年に開園した屋内型のテーマパーク。大阪の千里ニュータウンでレジャー空間と言えばセルシーかお隣の万博公園ですが、多摩ニュータウンではサンリオピューロランド。ニュータウン住民だけでなく、広くからお客さんが集まる施設です。
サンリオとマクドナルドとニュータウン。すごくお似合いの組み合わせです。つまり大量生産、大量供給のシステムがベースにあって、「一点物」によってではなく、より多くの人を幸せにしよう…という発想が、同じなのです。その方法論はたえず「画一化」の懸念と背中合わせにあったとしても、「幸せの総量」で世の中にどれだけの貢献をしたか…と考えると、それはすごいものがありますよね。
その「システム」には国境を超える力強さがあって、たとえばこの光景がアジアのどの国にあってもなんら不思議ではありません。どこにあっても不思議ではない不思議の国。それはたしかに「現代」を代表する風景です。
町にはこのような華やかな空間も必要なのですね。
コメント
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コメント (2)
東南アジアでも見かけそうな感じですね。
懐かしく拝見しました。
ピューロランドができてからはや20年、キティちゃんが登場してから35年、日本マクドナルドと多摩ニュータウンが始まってから39年(この2つは同い年)、これらはすっかり日本の風景になったということでしょうね。