ああ!大失敗…
- 2008/12/29
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- まちの記憶
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年明けの父の納骨式に備えて墓石に刻み込んだ碑文ができたというので霊園に見に行ったら…ああ!なんということでしょう!父の誕生日を一日間違えて刻んでしまいました。慌てて帰宅して石屋さんに送った原稿を確認したら、原稿が間違っていたのです。
文章を書くという職業柄、校正には気をつけているつもりだし、人より誤字発見能力は訓練されていて電車の中吊りなども誤字を見つけてしまって他人事ながら落ち着かなくなることがよくあるのですが…よりによって親の墓石の刻字を間違えるなんて…。
やっぱりダメですね。判断能力が落ちてます(お通夜の日にはクルマのミラーこすったし、霊園の帰りも曲がるべき角を行き過ぎてしまったし…)。こういうときは予定を詰めちゃダメなのですが、忌明けまではそうもいかず…石屋さんはすでに年末休みで、修正のすべがあるかどうかもわからず、ひどく落ち込んでガックリ来てしまいました。父が生前に建てた墓なのに…仏式では誕生日を墓石に刻むことはあまりしないのですが、記録にきちんと刻んだほうがいいからと、わざわざ一行追加した情報を間違えるとは…。
大きなひっかかりを持ったまま年を越すことになりそうです。
コメント
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コメント (7)
私が先に死んだら亭主は同じ失敗をするに違いない。墓の下で「ああ、またか」と大笑い。彫り直すなんてお金のかかることはやめてそのままにしてくれたほうがかえって思い出に残ってうれしい。車体をこすったり、自宅に帰る道を間違えたりはいつものこと、人を傷つけたわけではなし、無視、無視。世の中、楽しいこと、いっぱいあるよ。
そうですね…笑い話だと思ってくれたらいいのですが…まだ戒名とかじゃなくてよかった…誤字に対して罪悪感が強いのは、職業意識のせいだろうと思います。ふだんはカンペキなもので…(←大ウソ!)「真剣と滑稽は紙一重」というやつですね。2009年は気を取り直して楽しいことを探したいです。
「うっかりミス」これは年令に関係なく避けて通れない、もっとも人間らしいところです。
「ヒトはミスをする」ことを前提に職場では無駄と思えるほどのマニュアルが作られています。
先日の例ですが、患者さんに投薬する場合①患者氏名②薬品名③その一回量④(朝昼晩など)投薬時期⑤投薬方法(経口orその他)←座薬を座って飲んだりしないように・・・などなどたくさんのチェック項目を二人で確認してから患者さんに渡します。
しかし患者さんの前で①氏名確認で「Aさんですね」と聞いたら「はい」といったので投与したら・・・後刻その人はAさんじゃなくBさんだったってことがありました。
Bさんは一見マトモなのですが、ややニンチショーが来てたのです。
こんなのどーすりゃいいの?
ってなぐあいで「まちがい・勘違い・うっかりミス」は」ゼロにはできないとおもって生きていかなくてはならないでしょうね。→しかし、検察・裁判官は完全無欠なので、ここいらを許してもらえず→これが昨今の医療崩壊の根幹だと考えています。
私は昨日、2階に上がって…「ん?何しに来たのかな」という具合で、少々始まってます。
私はお坊さんがお経を本も見ずすらすら読み上げるのを聞いていて、あのリフレインしながら少しづつ展開していく内容を「よく間違えたり飛ばしたりしないなあ…」と感心していましたが、毎日やっていたらきっとたまには「あ!二番飛ばして三番行っちゃった!」と内心冷や汗をかかれることもあるのではないかと思います(お経って一番とか二番とか言わないと思いますが…)。牧師さんの賛美歌とか。車掌さんも時々「次は淡路~…失礼しました…南千里~」とかやってますね。路線バスも昔、古江台回りを藤白台から回ってしまい、途中でUターンしてやり直したのを目撃したと母が言ってました。…ああ、なんだか位牌も彫り間違えてないか心配になってきた。
ミスというのは身体でやったとき染みつくものです。ギックリり腰になった時、あんな動きするんじゃなかったと思いますよね。しかし、なおると忘れ、また出るとザンキの念にさいなまれる。それの繰り返しですから。ちゃんとすれば何にも残らない、と考えると、一生つきあうのもいいんじゃないすか。
私は幼少時からすっごい運動音痴なので「身体でやるミス」に関しては最初からあきらめております。ギックリ腰ってまだやったことないですが…2009年は出会いたくないなあ。…さっきから紅白で誰か歌詞間違えないかなと思って見ているのですが、皆さんやりませんね…
結局「パテで埋める」等の処置はできないこともないが、雨風寒暖の変化等で必ず取れてしまうとのこと…。黒っぽい石に彫ったうえ白い文字を筆で入れているので、間違えた部分のみ(彫りはそのままで)白いペイントを除いてもらい、「九」を「八」のようにしてもらいました。(「九」の上の「十」の部分と、右下のハネを白くなくしてもらったわけです。)皆さんも誤植には気をつけましょう!以来、ことさら念入りに手を合わせております…。