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カテゴリー:災害体験
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関東大震災の犠牲者に祈りを捧げる。(1923年9月)
ブログの主題から少々外れてきていますが、震災経験者としては皆さんに「備え」をしていただきたいのと、防災とまちづくりはやはり繋がってきますので、あと少しおつきあいください。 阪神大震災で倒壊した神戸の母の実家から出てきた「… -
これが山津波だ。(1938年7月・神戸六甲)
前日の写真と同じ時に撮ったと思われる阪神大水害の記録です。山から土石流が押し寄せた、まさに「山津波」の様子がわかります。岩だらけですね。 私は小さい頃祖母にこのときの話を繰り返し聞かされ、津波には海津波と山津波があって、… -
阪神大水害を知っていますか。(1938年7月・神戸六甲)
1月17日は阪神大震災の記事や報道がたくさんありましたが、阪神大水害はご存じでしょうか。 昭和13年、梅雨時の集中豪雨で六甲山系のいたる河川が決壊し、山津波(土石流)となって阪神間の町を襲った大災害です。母の家族は当時阪… -
町を守る心(1943年3月25日・神戸魚崎)
彩都の連載中ですがきょうは1月17日ですので…。 私の母の実家は神戸魚崎(うおざき)にあり、13年前の阪神大震災で全壊しました。(私自身も芦屋で震度7を体験しました。)叔父・叔母はからくも助かり、春先ごろだったでしょうか… -
コンクリートの街は「ふるさと」になれるか?
写真は神戸東部新都心として海沿いの工場跡地を再開発したHAT神戸です。計画居住人口は3万人とやや小振りですが、一種の「海のニュータウン」と言ってもいいでしょう。王子公園から移転してきた兵庫県立美術館や人と防災未来センター… -
目の前の人しか助けられない。
写真は震災前の1993年、芦屋ロックガーデン・風吹岩からの風景です。「被災地」と呼ばれることになる運命を、まだ誰も知りません。 自治会でもNPOでも「まちづくり」に関わっている人に伺うと、震災をきっかけに地域の絆を深めて… -
なぜブロック塀は危ないのか?
震災の話題を続けます。 「ブロック塀は危ない」と言われますが、なぜでしょうか?もちろん崩れやすいからなのですが、特にブロック塀は、全体が一枚の板チョコを倒すような格好でパタンと倒れるからだ…ということが、実際に見てよくわ… -
決して家具が倒れる場所に寝ないでください。
震災12年。大変おはずかしいのですが、芦屋で被災した私の部屋…震災当日午後1時半の状況をお目にかけます。だいぶん片付けたあとの写真です。 建物自体は「一部損壊」ですみましたが、部屋の中の家具類(本棚、食器戸棚)は、全部倒… -
あなたの大好きな街が壊れてしまっても
千里ブログなのに、また神戸ネタですみません…12/8からルミナリエが始まりました。言うまでもなくこの祭典には、震災で亡くなった方への鎮魂と、再生への希望が込められています。「死」と「生」の意味を「闇」と「光」に見るとき、…
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