きのう2/12は多摩ニュータウンからお客様がありました。
写真はリニューアル前の藤白台近隣センター…じゃなくって、多摩ニュータウンの中でも最も初期に開発された永山地区の近隣センターです。なんだかヒトケの少ない様子はおわかりいただけますか?2階建ての個人商店が連棟で並ぶ構造も昔の藤白台近隣センターにそっくりですね。
多摩ニュータウンは千里ニュータウンに引き続いて1971年から入居が始まり、つまり多摩ニュータウンの一番古い地区は千里ニュータウンと近い構造になっています。千里の反省を生かして、一つの町の単位は千里より大きく取り、千里の二住区分の人口(つまり藤白台+青山台とか、中学校区にほぼ相当)で一つの近隣センターを持つようにされたようですが、35年を経てやっぱり近隣センターは沈滞化…。この近隣センターの隣には、先日ご紹介した診療所村が接しています。緑が大きく育った広い広場に面して、贅沢な空間なんですが…。
多摩ニュータウンは入居開始直後の1973年にオイルショックに直面したため、開発をスローダウンせざるを得なくなり、34年後の今も開発が続いています。高度成長が翳らないうちに8年間で一挙に造ってしまった千里とは、この点が大きく違います。同じ多摩でも開発が新しい地区は、設計も80年代風だったり90年代風だったり21世紀風だったり…「ニュータウンの見本市」と言えるのが多摩の面白いところです。
…とは言え、千里と似ている共通の課題も、数多くあるのです。…ということは解決方法もある部分は共有できるはずで、ニュータウン同士の情報交換が、少しづつ始まっています。
いやーほんとに多摩は「ゆるやかな丘陵地帯」という地形も千里とよく似ていて、多摩をさまよっているとここが千里と500km離れていることを忘れてしまいそうになるのでした。会社の多摩美の後輩を一度千里に連れてきたら、「千里は多摩とソックリだ!」と驚いてましたね。ほら、並木道だって…
ニュータウン 皆で悩めば こわくない!

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