千里ニュータウン記録映画から2.(9/2・吹田市立博物館で上映!)
- 2007/8/22
- 千里ニュータウン
- まちの記憶, イベント, カルチャー
- 7 comments
広島探検の途中ですが、きょうは過去の藤白台へ…!吹田市立博物館で、9月2日(日)13:30-16:30に上映する映画から、藤白台のひとコマをご紹介します。
こちらは1970年制作の「千里ニュータウン その都市構成」(企画:大阪府企業局、製作:日本映画新社)から。3日前にご紹介した1964年の風景から6年たっています。
阪急電車はもう開通してますが、土手がサッパリしてること!「千里2号線」(「千里東筋」とも、現在は「千里けやき通り」とも「府道119号箕面摂津線」とも…)の街路樹のけやきが小さい!中央分離帯のカイヅカイブキもスリム!今はメタボ君なのに…。分離帯に今はない切れ目があって、この跡に植えたのが今のスリム君だと推測できます。むこうの市道ぞいの夾竹桃も桜もありません!メゾネットの周辺もやけにサッパリ…。
ちょっと注目なのは、手前の府営団地B棟、2つの棟の色がはっきり違うのがわかります。B棟は当初、単調さをすくうために棟ごとにビミョーに色を変えていました。その後増築の際などに同じ色にリペイントしてしまったようですが…。ひとつの画面から、いろいろな情報がうかびあがってきます。
当日見られる6本の映画は…
●「ひらけゆく千里丘陵-計画編」(1961年・23分)
●「ひらけゆく千里丘陵-建設編」(1962年・15分)
●「千里ニュータウン」(1964年・21分)
(休憩・後半は15:00上映開始)
●「千里ニュータウン 生きている人工都市」(1968年・20分)
●「千里ニュータウン その都市構成」(1970年・27分)
●「千里ニュータウンとその背景」(1982年・20分)
場所は2階講座室。入場無料。途中入場・退出もOKです。わたくしの解説も付きます。アクセスはこちら。お誘い合わせのうえぜひ!
※この上映会は映画を所蔵する大阪府公文書館の承諾を得て行われるものです。画像の再利用はできません。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (7)
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。千里ニュータウンの映画上映、仕事の都合がつけば是非行きたいと思っております。
ところで、千里ニュータウンを舞台にしたマンガがあるのをご存知ですか?小池田マヤさんの『バーバーハーバー』(講談社)です。NTの架空の街「星見台」の散髪屋さんを舞台にしたほのぼのしたコメディマンガです。興味がありましたら是非ご覧になってください。
それでは、失礼いたします。これからも素敵なこのHPを楽しみにしております。
直球ど真ん中!心憎いほどの「予告編」ですね。
世紀の「万博」の前後の風景ですね。この頃団地側の市道(かな?)をトコトコと集団で自宅-古江台幼稚園を往復してました。
それから『バーバーハーバー』早速本屋で探してみます。
埴輪さんありがとうございます。『バーバーハーバー』は読んだことあります。なんとなく「ゆるい」雰囲気が、ニュータウン育ちの特長なんだろうかと思いつつ読みました。この写真右側、団地に沿った生活道路は市道です。
はじめまして、というか先日は別のネタでどうもお久しぶりで生でお会いしましたね。
当日、ニュータウン住民の友人宅に行くので拝見させていただこうかと思っています。
解説は全ての映像にしていただけるのですか?何時頃、こっそり(笑)、見にいくかは未定です。
映画にはナレーションも入っていますから、かぶらないように控え目に…弁士するつもりです。6本連続は初めてやるので…へとへとにならなければいいのですが…。
弁士、銀幕、サイレント映画…。しまった、ずれました。みごとな調和を期待しております。
20年分の変遷がなんとなくわかるなつかしい雰囲気のナレーションが入っていそうです。
8/25の記事に地図を貼りましたので、迷わずにお越しください。