戸建て住宅街21世紀風(ひろしま西風新都)

過去へ飛んだり広島へ行ったり、イベント告知の都合ですみませんが、きょうは広島のニュータウン西風新都
こちらは2日前のとは違う戸建て住宅街。注目のポイントは、
◎歩道と車道を複雑に組み合わせた通過交通を防ぐしくみ。
◎塀で囲わず、生垣や低い柵のみで区切った区画。
◎木の色に塗ったコンクリ電柱。(これはいかがなものか?)
…あと気がつくのは、どの家も総2階建てってことですね。これはバブル以降、土地が高くなってからできた住宅地に共通の特徴です。合理的なのか世知辛いのか…?
千里ニュータウンでは通過交通を防ぐために「クルドサック」と呼ばれる袋小路を多く設けたりしていますが、この街区は人だけがまっすぐ抜けられて、クルマはブロックごとに遮断される設計になっていますね…。なかなか凝ってます。宅配の人にはご苦労様ですが…。
「塀で囲わない」というのはセキュリティ上すこし勇気のいるルールですが、塀で囲ってしまうと、不審者がいったん敷地内に入ってしまった場合、何が起きているか外からわからなくなるのでかえって危険…と、住民には説明されているようです。見通しが良いほうがかえって安全なのだと。これは一考に価するポリシーですね。千里ニュータウンも開発当初は戸建て区画の仕切りもツーツーの竹柵しかなかったと思いますが、年を追うごとに塀が立派になり閉鎖的になっている…という研究があるようです。
2001年にいたましい学校侵入殺傷事件があってから学校でも囲いが頑丈になってしまっていますが、それ以前に「校内暴力」が問題化していたときは、学校敷地を地域にオープンにして、中で起きていることが外からわかりやすくしよう…という流れがあったようですから、セキュリティの考え方も変わるものです。危険は外から来るのか内側から起きるのか?

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