声もなく見守る
- 2008/6/5
- 藤白台
- まちづくり, 団地, 建替
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藤白台公社A棟(一期分)の解体は山場を過ぎたようですが、目の前にかかる藤白橋の上からは、足を止めて工事を見守る人たちの姿がよく見られました。何を思っておられるのか…。
団地の大規模建替は区画をいくつかに区切って仮移転・移転をドミノ式に繰り返しながら進められますが、最初に手をつける一画は駅に近い場所になることが多いようです。最初の区画にお住まいの方はいったん他所に仮移転し、新棟完成後もとの場所へ戻り移転することになりますが(つまり最初の区画だけは2回引越しが必要)、同時にそこには2つ目の区画の方を移転させ、順々に空き地を造っていかねばなりません。要するに最初の区画はそれだけ高層化の余地がある区画でなくてはならず、必然的に駅の近くになるようです。
それは「建替が始まりますよ…」と多くの人に知らせる効果を持つわけです。
藤白台の団地建替は、公社A棟と府営B棟をあわせると、今後10年以上かかると言われています。この藤白橋の上から見える景色は、今回の4棟分だけでなく、藤白台に大きな変化の季節が始まったことを告げているようです。
コメント
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コメント (2)
私も藤白橋に立ったとしたら、思い出があふれて暫くその場から離れられないかも…自然の山や川が故郷そのものだというなら、私を含め千里ニュータウンで生まれ育った者にとって”団地”という建造物が故郷そのものかも知れません
いま藤白台に住んでいる人間としては、これまで藤白台に思いを寄せてきた人たちの思いに負けない町をつくっていくしかないのですよね(模範回答ぽいけど…)。思えばこの藤白橋の上からは、大勢の人がいろんなものを見てきました。町に来た電車、ゾウの行進、箕面の山霧、雪の街路樹、受験生の群れ、マラソンで走る人、鳥の大群、そして団地がピカピカだった頃から建て替えられるまで…。これから更地になって新棟が作られていくさまも、記録していきたいと思います。