フットパス(大阪・吹田藤白台)

昨日のと並べると、だいぶん見劣りするような気もしますが…
こちらはわが藤白台。どうもこのブログ、最初は千里中央の写真でさえ(藤白台じゃない…)と遠慮がちに出していたのが、もう最近はあっちへ行ったりこっちへ行ったり…ネタがなくなったわけじゃないのですが、他の町も見てこそ藤白台の特長もわかるかと。「アラウンド」って「~のあたり」とか「~をめぐって」という意味でもあるので、まあ何か藤白台に関係してて面白ければいいか~、とオオザッパコンセプトでいっております。でもきょうは正真正銘の藤白台。
このフットパスを撮ったのは、開発当初のデザインを良く残していることに気がついたからです。うちの横にもフットパスがあるのですが、当初はコンクリのパネルがこのように2列に置かれ、その間と両端の(この写真でアスファルトを流し込んでいる)ところが芝生でした。ですから最初は少しだけ可児桜ヶ丘のフットパスに似て緑の部分があったのです。両端のクルマ止めも、(当初からいろいろなデザインがあったのですが)わが家のヨコのはこのタイプでした。
ところが開発以来44年…うちのヨコのもそうだったのですが、芝生の部分がメンテの煩雑さのためか、アスファルトで埋められてしまい、さらにわが家のヨコのは、全面がアスファルトで固められてしまいました。最初は洒落たデザインだったのが、だんだん管理の問題で「堕落」してきたというわけ。
ちなみにフットパスは千里ニュータウンの中には無数にあり、当初からデザインは一つではありませんでした。それが40年以上の歴史の中で、さらにバラバラに変遷し…(たぶん吹田市側と豊中市側でも違うでしょう)、フットパス一つとっても、マニアックなニュータウンの楽しみ方はいくらでもあるわけです。
夏休み、ヒマでしょうがない方は自由研究のネタにどうぞ…先生にウケるかどうか、まったく保証できませんが…

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