うーん、推定樹齢20年?(横浜・港北ニュータウン)

横浜・港北ニュータウンの「センター北」駅前から住宅街に続く歩行者+自転車専用道。
車道ネットワークと独立して、ニュータウンらしい美しい並木道が続きます。グリーンマトリックスと言って、緑道や公園、既存の自然をつないで「緑の回廊」をたどりながら町を回遊できる…という設計の考え方があるようです。緑の多さは千里も負けないですが、はっきりと「緑をつないでいく」という考え方は、千里より進んだ考え方ですね。千里ニュータウンでは歩行者専用の緑道は、後期6住区(豊中市の4住区+竹見台、桃山台)から取り入れられています。
あとこの写真からわかることは…歩いてる人たちが若い!平日の昼下がりだったのですが、圧倒的に多いのは30代ぐらいのお母さんと小さな子供。1970年代の千里ニュータウンに戻ったかのようです。町にいる人たちの年齢が似通っている…というところもニュータウン的特徴ですね。高齢化問題はまだまだ先…といった印象です。港北ニュータウンの入居は1983年からで、千里よりは20歳あまり若い町ということになります。地下鉄が入ったのが1993年、もう一本の地下鉄が入ったのは、なんと今年(2008年)です!
あと左上に観覧車が(わかりますか?)…それはまた追って。

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