ジャンプ台もあるニュータウン(北海道・おたる望洋パークタウン)

○○台、××台、△△台…というのは典型的な「ニュータウン的地名」として、千里ニュータウンの吹田市域をはじめ全国に広がっているわけですが…こちら、おたる望洋パークタウンにあるのは望洋台とジャンプ台。…っていう町名だったら面白かったのですがそれは冗談!
でもジャンプ台があるのは本当です。その名も「小樽市望洋シャンツェ」(冬景色はこちら)。…って検索してたら、10年前の国体で造ってから全然使われてないっていう記事を見つけちゃった…。ジャンプ台の下には立派なサッカー・ラグビー場もあります。
そういえば千里ニュータウンの中にはサッカー専用グラウンドってないなあ~。ジャンプ台もないなあ~。(あたりまえだ!)学校の校庭は非常に広くて旧市内との「格差」が言われるほどですが、汎用グラウンドではなく、特定のスポーツに専用の施設というのは、意外なほど千里ニュータウンの計画には組み込まれていません。1960年当時、まだそれほど日本は豊かでなかったのか(経済感覚が発達していたのか)、設計者のスポーツ感度が高くなかったのか…?広島のニュータウン「ひろしま西風新都」にはJリーグのサッカースタジアム(多目的)がありましたが、時代が下がるほど、郊外の広い土地を開発してニュータウンとスポーツ施設をセットで整備しよう…という発想が出てくるようです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

幕末から大阪・関西万博まで。日本と博覧会の関わり・ウラオモテが多面的にわかる!貴重な図版多数。1970年当時の万博少年として、私の証言も採録されています。こちらから購入できます。

好評発売中!

ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。こちらから購入できます。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る