震災後の歳月(2009年1月20日)

さて、13年間で三色彩道のアメリカフウはどれだけ成長したでしょうか?
前日に紹介した1995年12月の写真と見比べてください…。モノクロとカラー、フィルムカメラとデジカメ、レンズや光線の違いがあって、完全に同一条件の比較とは言えませんが、枝ぶりがより多く空を隠していることがわかります。幹も太くなっているようです。季節の違いは1ヵ月、時刻はほぼ同じ、写真のタテヨコ比は13年前の写真に合わせてトリミングしました。
震災は僕にとっても大きな出来事であったため、震災後の歳月はなんとなく「ひとかたまり」のように認識していますが、やはりそれだけ歳月は流れたのだということです。(「もはや戦後ではない」と経済白書に書かれたのは、戦後11年目のことでした。)三色彩道のフウ、これからどれだけ大きくなるのでしょうか?
1967年の写真から1年後に阪大キャンパスの移転が工学部から始まって以来、坂を上って大またで阪大に急ぐ学生の群れはずっと変わりません。大学生、41年前は「お兄さん」とも呼べないほど自分より年上だったのに、今では自分の子供でもおかしくないぐらい年下になってしまいました…。

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