千里南地区センタービルは、北側に続く歩行者デッキと、(今は建て替えられてしまいましたが)そのさらに北側に張り出した南センター専門店街と一体で設計されています(完成には数年の時差があります)。
そのデッキに張り付くように並んでいるのが、この可愛らしいカプセル型のショップ群。とても小さなスペースですが、規則正しく八角形が並び、天井から床まで窓を取り、デッキ外に一部が飛び出したスタイルは、今見てもカッコイイ!
まるでアポロの宇宙船のようで、人類が月着陸をめざしていたころの気分がよみがえってくるし、コンパクトに折り目正しくまとめる技は、いかにも日本人的、折り紙的であるとも言えます。ああ、万博のミニパビリオンみたいと言ったほうがいいか。こういうデザイン、ありましたよね~。
小さいパートにも手を抜かず、きっちりニュータウン気分を詰め込んだ先人の「思い」は、まさに「昭和の気品」と言えるのかもしれないです。
これらのお店は、今も営業しています。
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コメント (7)
手前から 喫茶「コットン?」次が喫茶「火色」
その次が 印鑑と釣具の「南竿(なんすい すいの字が違うかも?)その向こうが 婦人服屋さん
だったと記憶しています
喫茶店の順番は逆かも??
「火色」はガーデンモールの3階に移動出店されてます
さすが、南千里のことならてつさんは詳しいですね。この部分は南地区センタービルの撤去とともに姿を消す予定ですが、本当に惜しいです。
カプセルショップっていつからあったんでしょうか?
記憶にないんですよね…(–)
カプセルショップ なんておしゃれな名前ではありませんでしたが
僕達が小学校低学年の頃 なんすいで
釣り具や 生餌を買ってたんで
大阪万博ぐらいにはあったのではないかと思います
1階には たこ焼き、お好み焼き「駒さん」
うどん屋、串カツ屋、なんかがあったと思います
千里センターの1階にあったバー「ハボット」は ガーデンモールの3階に移転して営業
すいはくの 小山修三館長も来られた事あると伺っております{%笑いwebry%}
「ハボット」、さっき行ってきちゃいました。今ではここで営業しているのは一番手前の「コットン」だけのようです。写真集「千里山」によれば、1969年4月の時点では、この位置にお店は写っていませんからそれ以降の完成。「カプセルショップ」って名前は僕の勝手な命名です。
夜の「ハボット」は お二人のしぶい
バーテンさんのおられるお店
南千里をずっと見続けてこられた生き証人
「居酒屋たんぽぽ」のあと 飲み足りず
寄った事 複数回
あ・・・ 桃山台駅が バリアフリー工事で
今 ずいぶんかわりつつありますね
39年前に開業の 蕎麦屋「水車」も閉店されたと聞きました 人の流れが変わるのでしょうか?
桃山台駅には 千里ニュータウンでは珍しく 立飲み屋もあるんですよね(千里中央にもありますが)
ここ数年千里ニュータウンの中でもお店の移り変わりが激しいですが、「生き証人」と呼べるいいお店が少しでも元気でがんばってくれたらと思います。いいお店があることはいい町の条件ですもんね。