千里中央公園の展望台から、千里中央方面を望む。
建設が追い込みに入った50階建のマンション「千里タワー」を中心に、左手前のライフサイエンスセンタービルが従者のように見えます(去年の夏にはこんな感じでした)。1992年にライフサイエンスセンタービルができた時には、「千里にも高いビルが建つようになったなあ!」と目ウロコに思ったものですが…
そのさらに右手前は、千里中央に近いため、千里ニュータウンの中で一番早く団地建替が進んだ新千里東町の新しいマンション群。建替前の団地よりは棟がまとめられ、建物も緑地も大きくなっているため、全体としては「ビルが高くなった」と言うよりは、「全体の景色が大きくなった」という印象を受けます。
そのさらに手前の竹林は、まさにこれこそ千里丘陵!…と思ってしまいますが、実は江戸~明治期に筍を採るために人が植えた「人工の景色」。都市の近くの風景は、いくら自然が豊富なように見えても、落ち着くところを知らないようです。

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