カートで買って担いで帰る。(上海・浦江鎮)

こちらはニュータウンの入口にある大型量販店の門のところ。行ったのは日曜だったこともあって、週末のお買物風景は日本のニュータウンと変わらない…ん?日本でも最近主流の通路が広い平場の大きな店で、カートにぽいぽい物を入れて集中レジで精算して、そのままカートを押して駐車場に出てくる…ところまでは一緒なのですが、そのあとが違う。こないだも書いたようにクルマはまだ庶民には高いので、誰もがクルマで買物に来てるわけじゃないのです。
…というわけでノーカー族はゲートまでカートで持ってきて、あとは担いで徒歩で帰るか、自転車にくくりつけて帰るか…。こういうキャスターつきの大型カートはマイカーで週末にまとめ買いをするように習慣が変わって(日本では1970年代以降)、一度の買物量が増えたことから出てきたスタイルのはずですが、そこがまだちぐはぐのようでした。
でもなんか、日曜のスーパーの買物風景っていう雰囲気は、日本のニュータウンと変わらなかったですね。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (2)

    • pigmon
    • 2010年 7月 24日

    カートを使うと買い物の量が増える、のではないでしょうか。
    歩いてスーパーに行っているのに、カートを使って買い物してしまい、レジを出た後「しまった!」と思ったことが何回か。以後懲りて、徒歩ときは絶対カートを使いません。手にカゴを持つようにしています。

    • 奥居武
    • 2010年 7月 24日

    たくさん買わせちゃおうという作戦説ですね。その昔ある国で化学調味料の消費を増やさせようと「容器の穴を大きくした」という実話がありましたが、経済成長期にはそういうアイデアがお似合いです。スーパーでの買物量を見てると、だいたい世帯人数とか年齢とかわかりますね。千里界隈だと山田とか小野原のほうが住民が若くて世帯人数も多く、がつがつ買物するのでレジがなかなか進みません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る