戸建住宅街もあります。(韓国・果川新都市)

韓国は全国民の6割が集合住宅に住んでいるという団地国家。全国民でそうですから、ソウル都市圏に限るとその比率はもっと高くなります。果川新都市でも戸建住宅の戸数比率はざっと1割というのでレアーな存在ですが、あることはあるという感じです。

歩いてみました。地形はほぼ平たく均されているので街区構成は雲形ではなく直線(碁盤の目)。クルドサック(行き止まり)は取り入れられていて、行き止まりの先には小さな公園があり、フットパスで歩行者だけ通り抜けられるのは千里と似ています。

大きく違うと感じるのは建物の外観で、レンガ風・石造り風の重厚な質感の家が続きます。全体に町が「赤っぽい」です。質感は邸宅っぽいんですが、(集合住宅でもそうでしたが)クルマが道にあふれていていっぱい路上駐車しているのは残念…。「車庫確保義務」がないのかな?

見た感じでは…千里とだいたい似たような区割りで、決して「敷地が小さい」ことはないんですが、整理されていない印象を受けました。建蔽率が高いのかもしれません。残念ながら1ヵ所しか見る時間はありませんでした。

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