公社の新棟を北センターの立体駐車場の上から見てみます。下の横に細長いのが北千里駅のホームです。
左が第一期(既入居)、右が第二期(10月オープン)。よく見ると…そもそも第一期は14F、第二期は12Fで高さも少し違うのですが、屋根の勾配や、妻面の縁取りなど、細かい仕様には差があることがわかります。
そのへんの仕組みはよくわからないのですが、今のやり方は第一期は第一期で、第二期は第二期で主要な仕様を決めて設計・施工は別々にコンペに出すので、昔の団地のように判で押したように何から何までどの棟も同じ…ということにはならないようです。同じ理屈で、千里ニュータウンの藤白台以外で進んでいる公社建替棟とも、今は全く同じ設計にはなりません。
建替前の旧棟も、先にできたA1~A18棟(千里丘陵G団地)と、1年あまり竣工があとだったA19~A26棟(藤白台B団地)では、最初は外壁色が少し違っていたりしましたが…(A19~A26棟のアクセントカラーのほうが少し赤っぽい紫で、妻面に上から下までタテのラインが入っていた)。…急に「鉄」の余談ですが、旧国鉄の車両などはたくさん造るために同じ型でも複数の会社に分散発注するので、たとえばEF58でも日立製と東芝製では細かい仕様が違います。
でも屋根の勾配ぐらい揃えておけばいいのにと思いますが…第二期のほうが少し勾配がきついですね。第一期のほうが高さ制限いっぱいで勾配をつけられなかったのでしょうか。
兄弟にも個性があるということでしょうか。たぶん屋内などにはもっといろいろな違いがあるでしょう。
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