連休も終わりきょうからブログのトピックも藤白台に帰ってきました。
団地へのぼる階段の途中に置かれた古いイス2つ。一度に上りきるのはシンドイので住民の方が置かれたのだと思いますが、眺めもいいし、おしゃべりもはずみそうです。イス2つの形が違うのもいい感じ。
高齢社会なんですから、「タダで座る場所があちこちにある」のは「いい町」のひとつの条件なんじゃないでしょうか?
若者の「屋外座り込み」が悪いマナーのようによく言われますが、あれ、僕は思うのですが、バブル期に屋外の「座る場所」をことごとく商業化してしまって、「カネを払わないと座れない」ような町にしてしまったことへの反乱なんじゃないでしょうか?年寄りなどと町の中へ行くと、喫茶店にでも入らないと一服する場所がなくて、本当に困ってしまいます。年寄りが数人で屋外で座っていると「くつろいでいる」ことになり、若者が数人で屋外で座っていると「タムロしている」と言われがちなのも不公平な感じがします。高温多湿のアジアでは、屋外で座るのはむしろ自然な習慣でしょう。
年寄りにも若者にも、屋外でタダで座れる場所を!

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