きょうはクリスマスイブなので、団地レポートはちょっとお休み…この写真は千里中央のライフサイエンスビルから撮った新千里西町方面です。
この写真は合成じゃなくて一発撮りなんですよ。千里に雪だるまのサンタさんがおりてきたのです!
今年は悲しいこと、大変なことも多かったですが、千里にとってはどんな年だったでしょうか?実は記念すべきことは、ついに千里ニュータウンの人口が再増加に転じ、最低6年は続いた8万9千人台から、9万人台を回復した…という報道がありました。この6年間も人口は減り続けていたわけではなく、(最盛期…1975年の12万9千人台からはかなり減っているけれど)「横ばい」だったのです。
これは千里ニュータウンの立地が良く、昔からの住民が高齢化するのと並行して、徐々に団地の建替、民間マンションの導入が進み、新しい若い家族が入りつつあることとプラスマイナスで拮抗していた…ということだろうと考えられます。そしてついに…ほんとにゆるやかな変化ですが…「増加」が「減少」を上回り始めた。
大きな団地の建替があると、いったんは工事のためにその区画の人口は減ります。しかし建替が済んで新しい町ができると、数百戸単位で新しい人が住み始めます。その両方が、今の千里では同時進行で進んでいます。まさに「脱皮中」というところでしょうか。
団地の更新は千里中央に近く都心に速く出られる豊中市側から進み、徐々に吹田市側でも佐竹台などから「完成した区画」がオープンしています。この動きは、藤白台でもこれから広がっていくでしょう。
日本は社会全体の高齢化が進んでいるので、昔みたいに「子供だらけ」の町に千里が戻ることは二度とないと思いますが、それでも、いろいろな世代が混ざって、一定のにぎわいが戻ってくることは楽しいことです。
そのときに住民がやることは…?
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