こんにちは
- 2012/5/19
- 藤白台
- まちづくり, 団地, 建替
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家が近いせいでどうしても公社(A棟)建替のレポートが多くなってしまいますが、府営住宅(B棟)の建替も第一弾が進んでいます。覆いが取れて2ヵ所の新棟が姿を現しました。カラフルですね!夏から秋にかけて入居になると聞いています。
ちょっと場所の説明をすると、この写真の左手がピアノ池。新棟との間に見えている道が、藤白公園の南側を小学校に上っていく道。この写真は阪急電車の車内から撮っています。右手の奥にはもう1棟の新棟が見えています。旧棟の名前で言うと、左の敷地がB1とB3、右奥がB9棟があった場所です。右手前には小さな橋が見えていますが、これは工事車両が府道から直接現場に入るための「仮橋」です。
ベージュ系だけの古江台の府営住宅新棟とはずいぶん違う外観ですが、僕はこっちのデザインのほうが好きだなあ…上半分に薄いグレーを持ってきて空となじむようにし、建物が大きくなることによる圧迫感を軽減しています。低い部分に旧棟と近いベージュや、アクセントカラーのレンガ色(少し明るいテラコッタ)を配してリズム感を出しています。
建物の配置も府営住宅の特長だった「囲み型」を取り入れ、「南面並行配置」で建替が進む古江台の府営住宅とは対照的です。今のやり方は同じ府営住宅でも団地ごとにデザインは違うのですね。
この2ヵ所を「一期一工区」と呼んでいるようですが、このあと→「一期二工区」→「二期」→「三期」→「四期」と、公社住宅よりは細かく工区を区切って、数棟ずつ建て替えていきます。民間の分譲マンションになる区画もあります。全部終わるのは…あと10年はかかりそう…すでに景気の影響で最初の計画よりは遅れているのです。(二工区までの完成予想図)
つまりブログの素材には事欠かないということですが…あと10年かかると最後のほうは築60年に迫ることになり…それはそれで大変なことです!藤白台の大リニューアルは、まだまだ続くのです。
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コメント (11)
藤白台、よく友達の家(府営団地で近隣センターの近所)にいってました。最近までね。ただ50年前の空気が漂い、窓についた縞模様のビニル状の屋根?みたいなのも、デコボコな団地、迷路みたいに入り組んだ通路、あんな空気が好きやった。たまにバイクで通るけどあの年季がいった人のいた場所が近代化最新化されて…複雑です。あの、主様、今日の晩千里中央病院の隣で東側の交差点でバイクを止めて電話していてふと街灯に目をやると「中央地区 44B…」と書かれたそれなりに年季がいったプレートを見てしまいました。何かご存知ですか?44ってまさか1969年の事でしょうか?
かなり気になってます。他の地区にもあるんでしょうか?毎日北町の団地を通ってはこの風景残すべきか悩み中です。
「府営住宅の窓についた縞模様のビニル状の屋根みたいなの」は「窓幌」と言って、西向きに居室のある棟の窓にだけついています。街路灯の「44B」は何でしょうか?となりに「43B」や「44A」があったらただの整理番号でしょうが、ほかの街路灯も「44B」だったら「昭和44年」の記号かもわかりませんね。
先日、藤白の立て替え中の内装の見学に行きました。
狭いとの声に反して明るく、ベランダが今の1.5倍は奥行があるので
使い勝手がよくなる予感です。
でも、外壁の色に関しては不満の声も聞かれたりして
業者さん?府?の関係者の方に部屋タイプによって色が違うのか何なのか伺ったところ、
「デザイン」だとおっしゃってました。
古江台や藤白の公社のように単色壁面のほうが
景観は落ち着くのにという声もあり、
私もなんとも言いようがありませんが、
暗いグレーの壁面って、夏、日照で熱くならないのかしらと
・・・・思ってみたりします。
もう内覧やってるんですね。入居はいつごろなのでしょうか?僕はベージュ系だけだと景色が単調になるし大きな建物では圧迫感が出るのでこのデザインは評価したいですが、たしかに好みは分かれそうです。黒い壁ってやはり熱を吸収するんでしょうか…?
第一陣は今年9月だそうです。
やっぱ、黒い壁って熱そうです。
しかもごきちゃん這っててもわかんないんですよw
せめて、あのダークグレー、
もう少し明るいグレーにしてほしいです。
ところで床暖房はついていますか?
ついていません。
近くに事務所があるのでいくつか間取り等の疑問質問
聞きに行ったら
「賃貸ですから」と一刀両断。
入居者の声は反映されないみたいですね。(泣)
ベランダが西向きの設計なので
夏場の冷房費かかりそうです。
これもより多くの部屋数と駐車場確保するために
敷地を効率よく。。。。
ということらしいです。
府は「快適な暮らし」より「合理性」「予算」優先ですね。
「敷地を効率よく」は民間でも同じですよ。千里はやっぱり便利だし、環境はいいし、住みたい人は多いからたくさん作るという発想になるのです。でもとにかく家が一挙に新品になるということは、劇的に快適になるでしょう。電車が好きな私としては、そういう観点から府営の線路に向いた部屋は気になります。
50年前の建築物とは違って
今は断熱もしっかりできてるのでしょうね。
とにかく、西側の部屋、最上階の部屋の真夏の熱気のこもり方は
尋常じゃないんです~~~~
早く引っ越したいです!
それはもう、ざっと「半世紀」ですから、「物理的に新しくなる」だけじゃなく「性能が良くなる」ことは大いに期待していいんじゃないでしょうか?新しいおうちのベランダから新しい藤白台の景色が撮れたらいいなあ…というのは、これはブロガーの願望です。