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- 海外のニュータウン, フィンランド
- 外国でも苦戦する近隣センター

「ニュータウンについて質問があります。センターとなるべきお店屋さんの区画が、軒並みに滅びて(苦戦というべきか)いるのはなぜですか?外国でもそうですか?」という質問をいただきました。
お答え=自家用車が普及し、クルマで週末、遠くの大きな店に行く人が増えたからです。この傾向は日本だけでなくアメリカ、フィンランドのニュータウンでも共通なようです。「配達」というサービスがついているお米屋さん、酒屋さんなどは比較的生き残りやすいと言われています。千里の場合は旧地主に離農対策として近隣センターで商売する権利を与えたために、根っからの商売人でなく、また補償金で稼ぐ必要もないので本気で商売やってないという声もありますが、真剣にやってもちこたえているお店ももちろんあります。
写真はフィンランドのタピオラの近隣センター。千里と同じように2階建の連棟になっているのが面白いです。一番手前はインド料理店になっていて、エスニック系(=あとから来た人)に店舗が入れ替わっていくのは、世界どこでも見られる現象であるようです。
この投稿は2016年7月13日にfacebookに投稿したコメントに加筆したものです。
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2021年 11月 14日
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