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ニュータウン撮影活動の一環として、千里の北にある「彩都」に「ニュータウンとモノレール」の写真を撮りに行きました。空は快晴。光線の加減もバッチリ!ここは2年前の同じ季節に「ニュータウンとモノレール軌道」の写真を撮っているのですが、線路が写っていて車両が写っていないのはなんとも画竜点睛に欠ける。彩都という町にとってモノレールのアクセスがあることはきわめて重要です。
似たようなことが他にもあって、新交通システムで有名な千葉のユーカリが丘まで8年ほど前に行って、(人と一緒だったので粘りきれなくて)線路と町が写っているのに車両が来るのを待ちきれなくて帰ってきてしまったことがありました。あとになってみるとこれがなんとも物足りなく、去年、わざわざ千葉まで同じ場所で「車両入り」の写真を撮りに行き、7年ぶりの雪辱を果たしたのです。
すると「モノレールが写ってない彩都の写真」がどうしてもガマンできなくなってしまい…彩都近いのに。「彩都の写真が気になって…」とうちあける僕に、ノリのいいOさんは「するとその写真は日清チキンラーメンのラッピング車両とかじゃなくて、普通のモノレールカラーの車両がいいわけね?」と深い理解を示してくださいました。その期待にも応えなくては!
2年前と同じ位置にカメラを構え、モノレールが来るのを待つ。彩都線は20分に1本しか来ない。シャッターチャンスを逃さないようにふだん使わない連写モードにセット。やがて遠くからモノレールが軌道を滑る音が聞こえてくる…なんと日清チキンラーメンのラッピング車両ではありませんか!ラッピング車両にもデザインが控えめなやつもありますが、これは商品パッケージそのものの色。萎える心を抑え、一応連写でシャッターを切る。仕方ない、つぎのモノレールを待とう。念のためモニターチェックをすると、これはやはり車両の色が目立ちすぎ!「町の写真」を撮りたいのに、「日清チキンラーメン号」の写真になってしまっています。
何もすることがない20分は長い…コンビニへ缶コーヒーを買いに行って時間をつぶし、やがて…こんど来たのは「イオン号」。彩都線は4駅区間しかなく昼間は20分に1本ですから、ひょっとしたらきょうは「日清チキンラーメン号」と「イオン号」しか来ない?町を不審者のごとくぐるぐるクルマで回って次の20分をつぶし、もう1本粘ることに…。次は…帰ってきた「日清チキンラーメン号」でした。
きょうは「日清チキンラーメン号」と「イオン号」しか来ない。普通のカラーのモノレール車両は来ない。出直そう。あしたは用事があるし3日と4日は天気が悪そうだし5日は夕方用事があるし…。8日も用事がある。天気がいい土日祝日で、自分が用事がなくて、普通のカラーのモノレール車両が彩都線のローテーションに入ること。平凡に見える1枚でもこだわると難しいんだニャ~。
この投稿は2016年5月1日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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