近隣センターあるある(イギリス・ハーロウ)

(2013年8月に訪問した時の記録です。)小さなイートイン、コンビニエンスストア、手前のBETFREDはブックメーカー(合法の賭け屋)のチェーンのようですが、気晴らしニーズから言えばオンラインのゲーセンのような感じでしょうか…がコンパクトに集まったこの一角は「近隣センター」のようです。

荒れているわけでもないですがパッとしない感じは、日本に限らずニュータウンの近隣センターあるあるです(こちらは、フィンランド・タピオラの例)。クルマ社会が浸透すれば、お買物ニーズはより大きな地区センター、タウンセンター、ショッピングモールにシフトしていく図式はどこでも変わりません。

この訪問からすでに8年たっているのでその後の変化が気になりますが、介護など福祉ニーズへの転用は、この写真には写り込んでいませんね。パッとしないが荒れているわけでもない…というところ、ニュータウンの持続力に希望を見出すべきでしょうか。(つづく

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2021年 11月 14日

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る