千里中央公園の『あほんだら獅子』が近寄れなくなっている…というお知らせをいただいて、見に行ってきました。
すぐ近くまでは接近できますが、ご覧のとおり。「当公園内で火気による被害が多発しているので豊中市と警察が報道で調査している」という掲示がありました。悲しいです。再発防止というより、証拠保全のためでしょうか?(規制線の外から見た限りでは、異常はわかりませんでしたが…)
パブリック・アートは常時見張りを貼り付けておくことは不可能で、モラルがあることを前提にしないと、「近寄るな!」という対処にせざるを得なくなってしまいます。
それにしても「千里の魔除け」として設置された『あほんだら獅子』、趣旨からいえば「ニラミを効かせる」配置になっているべきが、にらんでいる方向は植栽が繁り、体育館の屋根がブロックしてしまっています。
このアートの設置20年後に体育館が建設されたのですが、体育館はここしか建てられないし、『あほんだら獅子』は130トンもあるしで動かせず、こうなってしまったのでしょうね。(設置できたものが動かせないことはないはずですが…)
「魔除け」には敬意を払わないと、ちゃんとにらんでもらえないですよ。
「火遊び犯」は言うに及ばないですが、都市の「文化的リテラシー」ということを考えてしまいました。
※豊中市はこういう「宣言」を出していますが…「文化」って、ないな。
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