「藤白台」の町名の由来は、直接には開発前の旧小字名「藤白」(とうじろ)から採ったものですが、さらにさかのぼると和歌山県の海南市にある「藤白」(ふじしろ)から来ている…という話。いずれにしても「いただき地名」ですが、では現在の藤白台に藤の花はいっぱいあるか?というと、あんまりないようなのです。小学校や公園、団地に藤棚が何ヵ所かあることはありますが…。「白い藤が咲いていたから藤白台」ではないと言っても、あとづけでもいいからと藤の花を探してしまうところです。
サツキツツジやサクラのようにどこにでもある花ではないのですが…ありました!…残念ながら藤白台ではないです。千里ニュータウンの中ではあります。なるほど、可憐ですね。雁が雁行するようにナナメに下がっているのも、日本画的な風情があります。
開発住宅地にフジがあまり見られないのは、仕立てたりするのに手間がかかるからでしょうか。
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