今年の桜はやや低めの気温が続き、雨も少なかったので長持ちしていますが、東京よりやや遅い大阪市内よりさらに遅い千里丘陵でも、そろそろ「落花盛ん」になってきました。この写真は4月4日の撮影。EXPO CITY内のOSAKA WHEELの上から西の千里ニュータウン方面を望んでいます。

千里中央の2本のタワマンと、山田の3つ子のガスタンクがランドマークになっています。左下が大阪モノレールの万博記念公園駅。そして中環ぞいに続く約600本の桜…。70年万博にさきがけ、当時の勤労青年たちが「僕たちも何か万博に参加しよう!」と植樹して丹精してきた桜が、半世紀を経てこんなに大きな景色を作っています。なづけて「青春桜」。若い気持ちと桜というのは、どうしてマッチングがいいのでしょうか?これは日本だけの感性かな?若い時はあっというまに過ぎ去っていくから?毎年の花はそうでも、木は成長を続けていきます。半世紀たてばそろそろ老木になってきますが、がんばってほしいですね。この桜を植えた「青年」たちも、今は70代といったところでしょう。

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