きょう10月22日17時から、千里北公園で最後の「千里の竹あかり」が行われます。場所は北千里高校と体育館の間が入口。先日までドッグランの社会実験をしていた奥の竹林です。
竹林にセットした3,500本の竹筒の中に水を入れ、カップ型のキャンドルを浮かべる「竹あかり」、今世紀になった頃に始まってコロナ禍による中断を挟んで今回が20回目ですが、実は今回が最後。このイベントは吹田市が主催で、千里のNPOや地域団体が支えてきました。「千里といえば竹」の原風景の美しさを再認識させてくれる幽玄なイベントでしたが、運営上、継続が難しくなったとのこと。難しいものです。藤白台は地元なのに回覧が回ることもなく、会場が狭く、足場が斜路であることなどから「観客が来過ぎても安全管理に問題が出る」限界もあって、広報も控えめで、「知っている人は知っている」イベントになっていました。
それでも20年以上、よく続いたものです!関係者の皆さん、ありがとうございました!竹林は変わらずそこにあるので、また何か形を変えて千里の竹の風景を楽しめる機会ができることを祈りましょう。20時まで。(2012年から始まった千里キャンドルロードは紙コップが主体で雰囲気は違いますが、竹あかりも一部取り入れられています。)
(「原風景」と書きましたが、実は千里の竹林はタケノコを採るために明治以降人工的に竹林化されたものだということ。都市に近い農村として、千里の地は昔から「使われてきた」ということですね。)
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2022年 10月 25日トラックバック:ひとつのイベントが終わるとき | アラウンド・藤白台
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