(2024年3月の訪問記です。)
神々しい「何もない」空間から戻ってくるのは、長いきれいな地下通路。とにかく敷地が広大で、タクシー乗り場まではかなり歩かなくてはなりません。その途中に出現するのは…ショッピング・モールではなく、現代版門前町!マックもあります、スタバもあります、お土産やラグジュアリーなブランド品を売っている店もずらりと軒を並べ(地下ですが)、浅草仲見世もかくやというにぎわいです。
現世的空間と宗教的異空間の同居しながらの切り替えに、ちょっとこちらの頭が切り替わりません。しかも行ったのはラマダンの最中なのです。モスクの地下なのに、飲んでます食べてます…。(地下だからいいのか?)イスラムってけっこう(いろいろな宗派があるのでしょうが)、建前と対応策というか、宗教的戒律と日常生活の「使い分け」をする考え方もあるんだなと思いました。そういう面もないと、やはりメジャーにはなりにくいような気がします。
来世紀には世界最大の宗教になるとも言われているイスラム教。ということはイスラムのニュータウンも増えていくということになります。びっくりしながら、次の国へ向かいます!
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