町に夢を(いわき・スパリゾートハワイアンズ)

ニュータウンと関係ないやん…っていう絵ですが、ポリネシアン・フラダンスショー。大阪からはるばるいわきまで行ったら、映画「フラ・ガール」にもなったスパリゾートハワイアンズ(旧称・常磐ハワイアンセンター)を見ずには帰れまい…ということで、一晩泊まって楽しんできました。
常磐ハワイアンセンターができたのは1965年。千里ニュータウンと同じころ。地域経済を支えてきた常磐炭礦が閉山することになり、炭田から沸いてくる温泉を使って雇用対策に観光開発を…っていうところまでなら「ある話」だと思うのですが、なんと東北のこの町に人工のハワイを再現してフラダンスショーをやろうと考えた人がいました。それも東京からダンサーを呼んでくるのではなく、地元の若い女性が自分たちでやらないと町の再興にならない…というあたりはDVDを見てください!(すごく面白いです。)
僕は、高度成長が社会や産業の転換を促し、それまでとはまったく違った突拍子もない「アイデア」を皆が必死で実現した…という点で、ニュータウンと常磐ハワイアンセンターには同じ精神があるような気がしました。(いわきニュータウンの開発は1975年から。)
さて2010年のスパリゾートハワイアンズは元気にやっております。明るくて、誰にでも楽しめる日本のフラダンス。場内は家族連れでいっぱい!ショーの途中では観客のフラダンス体験コーナーまでありました。

これがまた「ステージでフラダンスやりたい人!」とダンサーが呼びかけると、観客の半分ぐらいがステージに行ってしまう積極性で、子供はレイを首にかけてもらって大喜び。大衆芸能ここにありというか、「常磐の宝塚」って感じでしたが、もっと垣根がない感じでした。
どんなピンチの時代でも、アイデアはすごく大切。「自分たちの町を何とかしよう!」っていうエネルギーに、体の芯まであったまってきました。

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