- Home
- 日本のニュータウン, 九州沖縄
- 海の中に鳥居が見える(福岡アイランドシティ)

天気も良く、眺めていると飽きることのない福岡アイランドシティ(香椎照葉)の眺望でしたが、目にとまったのは、人工島(手前)と元からの陸地部分(奥)の間の海面に立っている立派な鳥居。
多くのニュータウンは「公共事業」として実行されたため、宗教色はむしろ排除される傾向にありますが、いかなる開発地であっても「元の土地のいわれ」というものはあるので(たとえそれが海面であっても!)、歴史が現代風景に露出することは、ありえます。(千里の例や多摩の例)
この鳥居は、香椎地区の古い歴史的コアとも言える香椎宮の末社である御島(みしま)神社です。祭神は綿津見神(わたつみのかみ)。僕は神道は詳しくないですが、この鳥居が神社であるということのようですね。九州北部は古い歴史を反映して神社が大変に多く、立派で、人々の日常生活にも浸透していることが伺われます。また鎖国時代からの伝統でキリスト教も強く、相対的に仏教が少し控えめ…というシェアになっているようだと、九州の方から伺いました。(とは言っても立派なお寺もあちこちで見ました!要は全体的に歴史伝統が深いのです。)
福岡アイランドシティが陸続き形式でなく人工島方式になったのは、貴重な和白干潟(わじろひがた)の自然を守ることが第一の要因であったと説明されていますが、この神社周辺の海域を残す結果も生みました。
人工島へのメインアプローチ部分にあるので、とても目立ちます。海の神様だけれど、陸になった海域も守ってくださいますように。背後には島の皆さんが買い物に行くイオンモール香椎浜が見えています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。







ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。

この記事へのコメントはありません。