崖の上のA18
- 2011/10/24
- 藤白台
- まちあるき, 団地, 自然
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夕映えつながりで公社のほうもいっとこう!小学校の校門から見て左前にあるA18棟。左下はピアノ池に落ちていく竹藪の急な斜面だったのですが、メゾネットの建替に関連して擁壁が整備され、藪を払ったら「崖の上感」があらわになってしまいました。その代わり、夕日があざやかにあたります。
藤白台の公社、メゾネットも入れてA1-A27まであったうち、A19-A27は建替ですでになく、A1-A14も、まもなくクローズドとなります。A15-A18の4棟が、あと数年、最後まで公社のオリジナルの姿をとどめてがんばる予定。ちょうど小学校から見える一角ですね。これから着工されるA1-A4部分の「第3期」ができたらそこにこの部分の人が引っ越して藤白台の公社の建替は完成となります。A5-A18の部分は民間に売られてマンションが建つでしょう。
そうなっても夕日は変わらないだろうな。西向きに窓をとったら眺望はいいけど夕方がまぶしいマンションになるでしょう。どうなるのかな。
コメント
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コメント (3)
私が住んでいた佐竹台のA4棟は西向きで
夏の夕陽がそのまま当たる家でした。
その後転居した藤白台A22棟も、西日が
小さな窓から入る家で、これまた暑かった。
千里の思い出は、どちらもとにかく暑かった
ですね。エアコンもなく、扇風機で暑さをしのぐしかなかった・・・駅の銀行に涼みに行った記憶があります(笑)
竹見台の西向きの府営住宅に住んでました。私は子供だったのでよくわからなかったのですが、母が「西向きだから冬が寒い。南向きの建物と暖房代が全然違う」って何度も言ってたんです。で、私は一人暮らしを始めてからすんだ家は全部南向きです。親からの刷り込み(笑)
団地の棟は南向きで平行配置にするのがいいのか、中の緑地を囲むように配置するのがいいのか(西向きの棟ができる)、千里ニュータウンを造る時に大論争があったのです。公団は前者、府は後者の立場でした。のちに折り合って、公団も囲み配置を取り入れたりしています(東町や竹見台)。囲み型はヨーロッパに多い配置なんですが、それを高温多湿のアジアに持ってくると、夏が数度暑くなる。その「数度」が体感上ではかなりの快適差になる…ということが、「やってみてわかった」そうです。
http://senri-g1964.at.webry.info/200612/article_17.html
http://senri-g1964.at.webry.info/200911/article_2.html
藤白台の公社は妻面に小さな窓を開けていますが、それだけでも暑かったのですね。府営住宅は千里以外でも囲み型が多いのですが、
http://senri-g1964.at.webry.info/200912/article_24.html
高野台までは一部妻面にも窓がありますが、古江台からはありません。いろいろ試行錯誤したようです。ちなみに中国(上海)で聞いたら「絶対南向き!」だそうです。