潮芦屋地区はヨットハーバーつきの豪邸だけでなく、震災で家を失った人たちが入居する公営住宅…災害復興住宅もあります。
災害復興住宅は神戸市ほか阪神大震災の被災地に数多く建設されましたが、短期間で大量かつ一定の品質の住宅を供給する必要があったという点で、人口増加に追われた高度成長期のニュータウン建設につうじる成立事情があります。大急ぎで作った町を、いかに愛着の持てる町にしていくか…しかも一般のニュータウンとは異なり、災害復興住宅では最初から高齢化が進んでいるわけです。
「南芦屋浜 災害復興住宅」と入れて検索すると、この町を舞台になされたいろいろな試み、「早く、いい町」を造ろうとした努力の足跡が出てきます。高低や棟の向きをとりまぜた配置も、新しい団地設計の手法が取り入れられていますね。

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