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- 海山をみおろす(芦屋浜シーサイドタウン)
いくら最高29階建の超高層と言っても、標高931mの六甲山より高いということはないのですが、こんなふうに撮ると六甲山も圧するという印象。
この埋立地ができたために町が海から遠くなってしまった…と嘆く芦屋市民は多くいたようですが、今ではこのさらに海側に埋立地が拡張されたため、建設当時は「海しか見えなかった」最前線の棟の高層階も、こんどは「海が遠くなった…」と言う側に回ってしまいました。
芦屋浜シーサイドタウンの説明はこちらに詳しいですが、巨大なジョイントプロジェクトであったため、管理主体はURもあり県もあり民間もあり…分譲もあれば賃貸もあり…と、外観が同じでもさまざまに分かれているようです。
芦屋で海沿いの最前線といえばさぞ高いのでは…と思われそうですが、(以前僕が芦屋に住んでたころに見た折込チラシでは)そんなこともありませんでした。一番浜手を走る阪神の駅からでもバス便であること、買物などの施設が少ないこと、あまりに未来的な設計思想、無機的な景観は、まあなかなか好き嫌いが分かれるというところもあるようです。
六甲おろしをじかに感じたいトラファンには、またとないロケーションかもしれません。間にさえぎるものがないんですから。
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