町の入口にある大きな看板…この看板からもわかるように、ここは工業団地と住宅地がセットで開発されたニュータウンです。
千里に住んでいると「ニュータウン=住宅街」と思ってしまいがちですが、全国的には必ずしもそうではありません。東広島ニュータウンでは大学キャンパスと町が一つの計画になっていたし、市内に工場を誘致し、そこで働く人のために造られたニュータウンという性格も色濃いものでした。筑波や京阪奈の学研都市は、研究所・大学とニュータウン計画が分かちがたく結びついています。千里の近くの彩都もバイオ関係の研究所を集積させようとしています。
千里ニュータウンは都心に近かったため、ベッドタウンと割り切って一戸でも多い住宅供給に努力が集中されましたが、開発の時代が下がるほど、そういった応用形が増えるようです。ここは北海道で一番大きな空港の隣…という立地を生かした工業団地が同時に造られているわけです。
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