シランつながり

2年前に亡くなった母が好きだったシラン(紫蘭)が、今年も咲きました。「蘭」と名乗っているわりにはつましげな花ですが、色は鮮やか、つややかです。「この花の名前は?…知らん!って言うのよ」と、珍しくダジャレを言っていましたが、誰かに分けていただいたのだったか…。気がつくと、うちの庭だけでなく、ご近所にも、団地の中にも、あちこちにシランが咲いていました。
園芸用の同じ花が町のあちこちにある場合…
1.花粉とか地下茎で勝手にひとりばえして広がった。(まさかね)
2.住民が株を譲り合った。
3.何年か前に園芸店で株の大売出しをやった。(これも、まさかね)
4.園芸にも流行があり、ある時期にそろって住民が植えた。
5.宇宙人のインボーで隠しカメラが花の中についている。(意外と?)
どれが正解かわかりませんが、千里丘陵のネイティブの花でないことはたしか。町のあちこちに咲いているシランを見ていると、藤白台全体が大きなひとつの庭のように思えてくるのでした。

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コメント

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  • コメント (2)

    • みっちゃん
    • 2007年 5月 23日

    花を見ると、懐かしい人を思い出すことってありますよね。
    私も「笹ゆり」が大好きだった父を思い出します。もうすぐいい匂いをさせて咲き出します。

    • 奥居武
    • 2007年 5月 24日

    花を見て亡くなった人を思い出す…というのは若い頃には想像もつかない心境で、自分もそういうトシになったのかなーと、シミジミ…。百合は「受胎告知」の宗教画にもよく出てきますが、ラッパの形に似ているので「何かを告げる」というモチーフになるのだそうですね。沖縄では一面の「百合のじゅうたん」に驚き、「白百合隊」の由来に納得しました。山道で日影にひっそり咲いている百合もいいものですね。

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