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キビシー配色規制(ハワイ・ミリラニ)

戸建やテラスハウスなど、素敵なお家が並んでいるミリラニですが、コミュニティの管理事務所へ行くと、こんなカラーチャートが…。これは家の外観についての「おすすめ配色例」で、新築する時、塗り直す時、ここにあるパターンから選べばそれでよし。この中の色を使って違う配色にする場合は町の委員会のチェックが必要、この中にある色以外を使うのはダメ…という厳しい配色規制なのでした。独自の配色にする場合、あまりコントラストがきついとダメだそうです。一応規制を作りながら、アレンジする場合は「人による判断」を許しているのがミソですが、「自分の財産だから自分の好きな色にする!」のは通りません。色は「どのメーカーのペンキの何番の色」と決まっているそうです。外壁は10年ちょっとで塗り替えるのが通例だそうです。

アメリカは自由の国ですが、こういうところはきちっとしています。分譲であっても買う時に「町の委員会の決定には従います」と契約をしているので、掟破りは許されません。委員会に所属して、管理費を定期的に払うこともです。「自治会はイヤだから抜けちゃう」ことはできないわけです。

「町の委員会」は民間組織で、自治体の末端ではありません。しかし「町の相談事」は皆、この委員会に集まってくるようです。レクリエーション・センターの利用会費も、この委員会が管理しています。アメリカ人がそうなのか?ミリラニ住民が「程度が高い」のでそうなのか?…たぶん両方だろうと思いましたが、「自治」に対して明快な意識を持っていることは、アメリカのニュータウンの根幹をなす精神ではないかと感じました。

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  1. 2019年 10月 20日
  2. 2019年 10月 31日

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