2日連続で新千里東町の光景です。新しいマンションが完成したのでしょうか、学校が冬休みに入ってクリスマスも終わったきのう、転入の荷物を積んだトラックがずらりと並んでいるのを目撃しました。2007年の正月は新居で!楽しみですね。
40年前、ニュータウン第一世代の住民は、西部開拓者の幌馬車よろしくオート三輪にむき出しの荷物を積んで続々とこの町に入ってきたのですが、まるでエンドレステープの映像を見るような気持ちになりました。今やオート三輪などはなく(大きな四輪トラックとの落差はこの40年間の家財道具の増加を物語っています)、荷物もむき出しではなく、未舗装の峠道をもうもうとホコリを上げながら来るのでもなく、全体がスマートになっているのは「時代」ですが…そこで起きていることの本質は同じです。
団地を建て替えてマンションになることはほぼ例外なく高層化をともない、ニュータウンのオリジナル景観になじんだ者には複雑な思いもありますが…若い、新しい人たちが来て町が元気になるのはいいことです。三学期からは学校の児童生徒も増えるでしょう。千里ニュータウンは住民の定住志向が高く、僕らニュータウン第二世代には大人になって独立するときにニュータウン内に新居を持つことが困難な時期が長くあり、一度ニュータウンを離れた友人も大勢います。団地建替えを機にそういった「ニュータウン育ち」が帰ってくるケースも耳にします。あと何年かすれば、藤白台でもこのような光景を目にすることになるでしょう。
ようこそ、千里ニュータウンへ。そして、お帰りなさい、千里ニュータウンへ。
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