眠る団地
- 2007/9/11
- 藤白台
- 団地, 建替
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藤白台に帰ってきました。
すでにお伝えしましたが、藤白台ではいま、公社住宅A棟の第一期建替分が退去も終わり、静かに着工を待っています。解体着手前に、工事車両の進入路が整備される予定です。
公社住宅の建替全体は2013年春までかかる予定ですが、この工事の途中…2009年頃から、三丁目南部と一丁目北部にまたがる府営住宅B棟も建替が始まり、2018年までの予定で順次建て替えられます。(「予定」ばっかりですが、なにしろ長期の計画なので近隣住民にも「だいたいそのぐらいで…」と説明されているのです。)
現在藤白台にある計63棟もの公的賃貸住宅…現戸数計1928戸!の、これから10年以上かかる「生まれ変わりの始まり」です。仮囲いをされて、団地は静かに「そのとき」を待っています。
コメント
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コメント (10)
ハンガリーでは美観を考えず、実用一方のコンクリート高層団地は、ソ連の遺産として、軽んじられていました。外観はNTにそっくり。日本の設計者は、影響をうけたにちがいない。それにしても、初期の建物がバリバリ壊されていくのをみるのはつらい。保存運動はないのですか?
千里NTと東欧の団地群は、機能主義的建築によって、勤労者に大量安価に現代的な生活を提供する…という根本理念が一緒ですから、必然的に似てくるのだと思います。建替は家賃も上がるし、丁寧に修繕すればまだ使えるではないか…という意見はあるようですが、「保存運動」は聞いたことがありません。日本初のニュータウンなのだから、一棟とは言わない…せめて一戸分でも保存する価値はあるのでは…とも思いますが、高齢の住民にはそのような気持ちの余裕はないのが実情ではないでしょうか?おおむね、早くバリアフリーの快適な家に移りたい!という気分のほうが強いでしょう。現況ではあまりにたくさんあるので価値を感じにくいのかもしれません。公社か吹田の博物館あたりで「昭和団地村」なんて作ってくれたら日本中から見に来るような気もしますが…?
はじめまして れこと言います^^
藤白台のB団地に住んでます^^
建替え第1期の仮移転組です
前ゆらら藤白台のお写真が 見れてとても嬉しかったです
ちょこちょこ遊びに寄せてもらいます
よろしく
れこさん、ありがとうございます。「B団地」というのは公社のB団地ですね…?仮移転もなかなか大変なことですね。僕の知ってる方も「整理の機会だ!」と自分を励ましつつ、ナツカシの品々に手が止まってしまう…とおっしゃってました。
八重洲ブックセンターさえ扱いなしだった
産木民彦氏の「千里山」 手に入りました!
和歌山市の宮井平安堂書店さん(毎日新聞和歌山専売所)にありました
まだ若干在庫があるようです。欲しい方は今のうちです!
またすごいところで探しましたね…。千里NTでは古江台近隣センターの「山野書店」で売っています。まだあると思いますが…。
えっと、、、、
混乱しているのですが~~
わたしは 府営のB団地です~~
(3丁1番です)
公社にも AとB があるのですか???
B棟なので B団地だと思ってました^^;
仮移転は 2年後です~~
府営のB団地なんですね!…これが実にヤヤコシーのですが、公社のA19-26棟は、公社の内部呼称は「藤白台B団地」と言うのです。A棟なのにB団地!A1-18棟は「千里丘陵G団地」。もうなんだか混乱しますよね。たぶん藤白台の公社住宅の中で、A19-26棟は1年あまり遅れて2つ目に出来たカタマリなので「B団地」という名前になったのだと思います。普段は府営と混乱するしこの言い方あまり出てきませんが、建替などの文書にはこの正式呼称が出てきます。
http://www.osaka-kousha.or.jp/x-rkousha/pdf/fujishiro_jizenkohyo.pdf
府営のほうの正式名は「千里藤白台住宅」です。
http://www.pref.osaka.jp/juusei/fujishiroadoboshu.pdf
A・B・C・Dと号棟が分かれていますが
それぞれどの団体が管理しているのか教えてください
(千里NTに限った棟記号)
A…府住宅供給公社
B…府営
C…UR都市機構(旧・住宅公団)
D…その他(ほとんど社宅だが一部市営などもあり)
です。