まだ正月気分ということで…
こちらは藤白台のお隣り、古江台のセンター裏「はぎのき公園」の中にある古江稲荷神社。「おいなりさん」ですね。ここ古江はニュータウン開発前から10軒程度の人家(古江集落)があり、数少ない「立ち退き」があった場所です。千里ニュータウンの吹田市域の町名(○○台)は、元の地名に何らかの手を加えたり全く新たに創作したりしているケースがほとんどなのですが、このためか、「古江」だけは元の地名に「台」を加えただけで使っています。このお稲荷さんは、たぶんその集落の神様をそのまま残したのではないかと思います。
千里ニュータウンは大阪府が開発したため、原則的に域内には宗教施設はないのですが、ここは例外というわけです。元地権者の方が今もニュータウン内にお住まいなのか、ずっとキレイに保たれています。上新田、弘済院、小野原の春日神社…ニュータウンの内外には「異界」と呼べる場所がいくつかありますが、この一角も「プチ異界」と言えるでしょう。

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コメント

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  • コメント (3)

    • oka
    • 2008年 1月 07日

    知らなかった。
    ニュータウン内に土着民の祠があったとは。
    これをクイズに出されたら、わからないところだった。
    残念! >おっくん (^^)v

    • 奥居武
    • 2008年 1月 07日

    土着民って…(汗)知らなかった?僕は小さい頃祖母と行った記憶があるので、たぶん最初からあったと思います。開発のときに場所は動かしたかもしれないですが…。未来都市(当時)の中のタイムトンネルみたいな一角です。ほんと、キツネさんに過去に連れて行かれそう…。多摩NTを舞台にしたジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」って映画があるけど、ここはそれの千里版の舞台にぴったりです。

    • まり
    • 2008年 1月 09日

    昨年上映されていた千里ニュータウンの記録映画の中でも見かけたように竹やぶの山だったところを開発したという証拠、雰囲気が出ています…、人工か、元々か、竹やぶはいっぱいあるけれど、こんな場所があったのですね、さすが地元、詳しくていらっしゃる。
    横尾忠則氏とか江原啓之氏に来てもらって、すいはくで吹田異界特集とか。ニュータウンのミステリースポット。団地内にも宗教に限らず、不思議な雰囲気の場所、いわくつきの場所がありそうです。

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