遠くの町の仲間たち…びわこ文化公園都市

関西圏の中でいまもっとも人口に勢いがあるのが滋賀県…。かつては国鉄に乗って大阪から京都を越えると完全に「旅行気分」だったものですが(東海道本線で最後まで電化されずに残ったのが京都-米原間)、いまや少なくとも県南部はすっかり大阪への通勤圏です。
そんな「のびゆく滋賀県」の大津市と草津市にまたがるニュータウンが「びわこ文化公園都市」。滋賀はすぐに「びわこ」ってつけたがるけれど、湖には面していなくて、少し丘の上の新幹線や名神が通過するあたりです。
実はこのニュータウン、住宅はほんの一部で、美術館や公園、大学キャンパスなどのゾーンが多くを占めています。立命館大学のびわこ・くさつキャンパスや龍谷大学の瀬田キャンパス、企業の工場も隣接していて、地方に多い「人口誘致型」の構成になっているのが特徴。
それでも住宅地の区画は(「飛鳥グリーンヒル」という名前で括られているようです。町の様子からバブル前後の建設と思われますが…)、なかなか落ち着いたイイ感じになってきているようです。検索するとクリスマスの自宅イルミネーション(「イエナリエ」と言うらしい…)の名所にもなっているようです。
「子供のとびだし注意」の看板があるのも、町がまだ若いことを物語っているのでしょうか…。よく見ると「青山小学校PTA」と書いてあって、そう、ここの町名は「青山」なんです。全国にいっぱいある地名ですが、ここは東京の青山に近いのか?大阪千里の青山台に近いのか…?
滋賀県、若い家族が一次取得するような住宅地はいっぱいあるのですが、意外と「ニュータウン」というまとまりになっているところは少ない。それでも関西で最後まで人口が増え続けるという推計さえあるようで、県全体が「ニュータウン化」していると言えるかもしれません。

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