やってきました「札幌ニュータウンあいの里」。こちらは町の中心と言っていいJR北海道「あいの里教育大」駅。駅舎が北海道らしくてカワイラシー!北海道は雪下ろしの手間を省くため住宅から交番からトイレから…いろいろなものの屋根がトガッテいますが、この駅舎もそれにならっています。(こうなると、ほとんど実用上の必要性ではないでしょうね…)
札幌駅までは約15キロで30分ぐらい。電化されていなくてディーゼルカーですが、20分に1本列車があるので便利です。それに最近のディーゼルカーは昔と違ってなかなかオシャレだし静かなのです。駅には北千里駅から世界に広がった自動改札機も!もうすぐ、JR北海道のICカード「キタカ」も使えます。ローカル線の雰囲気もあって、しっかり都会的。正式名称は札沼(さっしょう)線と言いますが、学園都市線という愛称が…なんか聞いたことあるような名前だなあ。
路線名や駅名からもわかるように、ここには北海道教育大学や北海道医療大学が立地し、大学をニュータウン計画のひとつの核にした都市計画が行われています。つくばの研究学園都市や京阪奈の学研都市のような大がかりなものではなく…学生がニュータウンの中に住めるような感じでもなかったので、藤白台と千里金蘭ぐらいの感じでしょうか?でも駅からの大通りをまっすぐ行ったつきあたりが教育大だったから、かなりきちんと位置づけていましたね。
大阪から来て安心するのは、ここでは駅前にショッピングセンターを置いて、その一帯を町の中心に設計していること。…大阪や東京の感覚だと「あたりまえ」と思われるでしょうが、鉄道の駅を導入していなかったり、駅とショッピングセンターが別の場所にあるニュータウンが、クルマ社会の地方では意外と多いのです。駅までバスか徒歩(かマイカー)で来て、鉄道に30分乗って都心に出て通勤する…大阪や東京となんら変わらないライフスタイルが、人口190万に届こうとしている大都会札幌の郊外では行われているようでした。
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